10月14日は私の誕生日でしたが、同時に一大イベントがある日でした。
それが……そう!!ヴィジュアルジャパンサミット!!!
あそび師Kai
- ヴィジュアルジャパンサミットに行って
- カラオケオールでシャウトして実家に朝帰り
- 仮眠後、病院のばーちゃんの顔を見て帰ってきました✦
※これは思い出の記録です
目次
幕張遠いーーーー!
海浜幕張駅から徒歩10分程の位置にある幕張メッセ。
去年はKnotfestで。
今年はニコニコ超会議で訪れている場所です。
同行者はいまや3児の母である1コ上の姉。彼女とヴィジュアル系のライブに行くのは大学生以来のことです。なんだかんだで兄弟でライブって気ぃ遣わなくていいのでラクですね。
ここに注意!
入場までの道のり
会場までの道順は非常に分かりやすいのですが、とにかく入場まで、リストバンド交換所はコチラ → グッズ販売はコチラ → クロークはこちら → …といった調子で、なかなか思うように目的のライブ会場にたどり着けないので、見たいバンドに時間を合わせていくのであれば、駅到着から1時間程度は余裕を持って向かいたいところです。
電車事情
更にJR京葉線は風の影響で留まりやすい路線ですし、フェス開催で人が殺到するため、諸々の事情から電車の遅延が見込まれます。地方から来られる方などは満員電車に慣れない方もおられると思うので、そのあたりも加味しておくと◎。
懐かしさを感じるコスプレ勢
駅から会場までの道中には、小学生からヴィジュアル系漬けの私にとって非常に懐かしい景色が広がります。
伝説の「通称ウニ*1」や、特攻隊長達*2、”カブキメイク”の閣下たち*3、hide姐さんや花嫁Yoshikiたちが闊歩し…そこに昔ながらの黒服勢、ゴス勢が入り混じります。
そんな懐かしい景色に和んでいると、小学生くらいの子供がhideパーカーを羽織ってお母さんとおばあちゃんらしき人物に手を引かれているではありませんか。親子3世代で会場に向かう姿に時代の経過を感じると共に、和みながら会場に向かいます。
年齢は上がっても、各々に楽しんでいる姿はなかなかテンションが上がるものですね。
楽天のマーケティング、やるじゃん!
入場前のリストバンド交換所にはちょっと面白い仕掛けが。
入管レーンが2つに分かれているのですが、一方は「一般向け」もう一方はなんと…「楽天カード館員様専用ゲート」!(笑)
姉と2人で「ナンダナンダ??」と言いながらそちらのレーンに進んでみると(どちらも楽天カード会員)、カードを見せるだけでガラッガラのラインを進めることに(笑)
*4
マジかよ露骨だな楽天!
個人的には、楽天はちょっと何かを利用する度に怒涛のメルマガをスパムのように送りつけてくるので好きではなかったのですが、この露骨さには逆にちょっとしたユーモアを感じて好感が持てました!(笑)
ちなみに、場内にも会員様向けラウンジスペースが(笑)
※ラウンジ内ではヴィジュアルジャパンサミットコラボのEdyカードの販売を行なっています。姉と2人で「楽天カード会員で良かったねぇ〜(*´艸`*)」「本当にねぇ〜(*´ω`*)」と言いながら、この空間を楽しみました。
Nocturnal Bloodlustはバケモノバンドだった。
この日、個人的に特に期待していた目当てバンドはlynch.、NOCTURNAL BLOODLUST、DaizyStripper、LUNA SEA、GLAY、X JAPANでした。諸事情により、会場入りはNOCTURNAL BLOODLUSTから。以前こちらの記事でご紹介したことのあるカラオケオフ会OHACOで知り合った方からオススメを受けて、このバンドの音源はCDで耳にしていました。
音源の時点で最高にかっこよかったですし、特にボーカルがイケメン+超絶イイ身体(マッチョw)というので個人的にとても注目していました。とはいえ「絶対に見てみたいバンド」ではあるものの、モッシュをしに突っ込むほどでは(まだ)ない、という状況だったので、姉と2人で遠巻きに観ることに。
登場シーンから世界観を感じさせるバンドで、しかも今の御時世でボーカルエフェクトを(さほど)かけずに、かつ同期音源も流さずに自分の声だけで勝負しているのが非常に素敵でしたが、本領を発揮したのはMC(笑)あっのいかつい見た目+世界観+ゴリッゴリのサウンドからの、笑いまで取れるとか
神かよ!!
「こんな血塗れの見た目だからって外見で判断すんじゃねーぞー!!!俺らだってなぁ『パーリー』っぽい曲がやりたくなることだってあるんだよ!!!!いいかこれからお前らの大好きな大運動会を始める!!オイ、右端の、そこ!!それから左端の、そこぉ!!柵があんだろ??左右に別れてくれ!!」この号令を皮引きに超絶楽しいモッシュタイムが始まります(笑)そして最終的にはモッシュピットが現れる始末。
この煽りを受けて「そこまで突っ込んでは行かない」と姉貴に告げた舌の根も乾かぬうちに、元気に運動会に参加したのはこの私です(笑)
いやホント、拳系バンドが好きな人にはほんっとにオススメの、稀に見るバケモノバンドでしたね。もう、このバンドを生で見れただけで元が取れたなと感じるくらい。まだ未聴の方はぜひチェックしてみてくださいな。
フェスの最中に肉とビールで誕生日祝✦
さて、NOCTURNAL BLOODLUSTが見れて超絶満足度の上がったKaiはそのままアルコールを摂取するために活動を開始します。とはいえ、フェスですのでエリア内は人・ひと・ヒト!ちょっと外れたエリアまで足を伸ばすも、ランチタイムを過ぎてしまって入店できず…。そんなこんなで、結局駅前のレストランにたどり着きました。そこで美味しい生ビール+肉を堪能し、残りのライブ準備もバッチリ✦
ちょっとここで時間を使い過ぎてlynch.を見逃す失態を犯しましたが、この時間にグッズ(フード付き大判タオル)も入手できたので良しとしましょう。
※ちなみにこのタオル、中学生から散々ライブ通いをしてきた私にとって、ダントツの「イイ買い物」でした(*‘ω‘ *)
GLAYがJokerカバーとか…奇跡かよっ!!
次の目当てはGLAY。小学生の頃は散々聞いたGLAYですが、最近の楽曲は少しもチェックしていなかったので、温度感で言うと「最近のGLAYも見てはみたいけど…すっごく前の方に行きたいとかではない」とかそのくらいの感じでした(失礼)。それがなんとなんと…X全盛期の頃の楽曲が並ぶ素晴らしいセットリスト!!結論、最高に楽しめました✦
小学生の頃に毎日のように口ずさんでいた曲って、20年経った今でも結構完璧に覚えているもんなんですね。
しかも、ここで私のテンションを最高にブチ上げてくれたサプライズが!!!!
あの、GLAYがっ!!!!
hideが作ったXの『Joker』をカバーしたんですよーーーーー!!!!!!!!!
みなさーーーーーーん!!!奇跡がおきましたあああああ(>▽<)
実はわたくし、Xの音源の中でもhide曲が一番好きなんですよ。しかも、hide with spread beaverのhide曲でもなくて、Xのhide曲。あの、いかにもなパーティロックめっちゃいいですよね。すごいテンション上がる(笑)
で、ですよ。そこからの私はなんていうかもう……ご想像くださいな(笑)こういうところ、ホントXもGLAYも大衆を湧かせることに長けてて流石ですよね。大御所の貫禄。
LUNA SEAとまさかの同い年だった件
XもGLAYも聴く私ですが、実はLUNA SEAの曲はあまり知らず…。とはいえ有名バンドですから、耳で聞いて「あ、知ってる」はいくつかある程度。GLAYのスタート前同様「有名だから見てはおきたい」くらいのテンションでスタート。とはいえ「ルナフェス」をやるくらいですから、流石、力を持ってるバンドですね。会場入りの人々の密度が段々と増していくのがわかります。
セットリストも流石の気遣いで、SE「月光」始まりの、有名所のFATE、Dejavu、Preciousと続き、I for you、TONIGHT、ROSIERあたりだと私でも知っている楽曲でした。
ここまでのステージでも感じていたことですが、ヴィジュアル系のライブに置いて、技術やパフォーマンス、音響ももちろん重要ではありますが、照明の効果ってすごいなと改めて感じました。
他のバンド(Xは除く)と比較しても、LUNA SEAのステージ演出が群を抜いてかっこよかったんですよ。個人的には特にFACE TO FACEの演出が良かったです。
そして蛇足ですが…SUGIZOいちいちカッコイイ(笑)彼、どうしてあんなに高貴なんですかね。
さらに蛇足ですが、このLIVEでKaiがLUNA SEAと同い年であることが判明!※LUNA SEAは近々30周年記念だそうです。妙に親近感を覚えたのでした(笑)
X JAPANは今も健在。相変わらずの神バンドでした
ライブが始まる前から、特攻隊長達による「We are?」の呼びかけが始まります。満面の笑みのhide姐さんが
「みなさーん!まだまだこんなもんじゃないですよーっ?さー元気に声出していきましょー!」
と練り歩きながら声をかけていく様子は、もはや微笑ましさしかありませんでした(笑)年齢層が高い分、ファン同士もギスギスしてなくていいですね。
ライブ本体に関しては…色々ありすぎて弁舌に尽くしがたいですが。。JADE、Born to be free、新曲披露など「最近の」X JAPANの活動も交えつつ、私がXにハマるきっかけとなったRusty nail、鉄板曲のFOREVER LOVEや紅、Xなどの煽り曲までやってくれて、YOSHIKIのピアノ演奏、その上SUGIZOのイケメンすぎるバイオリンプレイまで見れて、もうお腹いっぱいのセットリストでした(笑)紅イントロで、スクリーンのhideを見つめながら歌うTOSHIが言葉を詰まらせるシーンもありましたね…。
更にMCがすごく面白くて(笑)TOSHIもYOSHIKIも、あれだけの大観衆の中でもすごく自然体で、その上客席と対話が出来る余裕が貫禄を感じさせますよね。同時に、会場の一体感やファンへの信頼感が伝わる素晴らしいMCでした。
個人的には「TOSHI、ボーカルのマイク僕が持ってるよ」「…ありがとう、返してくれて。」のやり取りがものすごいツボでした(笑)
ヘドバンとコールとXジャンプのしすぎで、喉も腰も首も瀕死ですが、ああいう、場の空気も含めて「その場」で体感できるからこそ、
LIVE通いは辞められねーな!!!
と改めて感じる素晴らしいフェスでした。
BORN TO BE FREE
「自由になるために生まれた」と歌う、『BORN TO BE FREE』。
活動開始から34年経つXが、今も昔もたったひとつの、同じことを歌い続けている。この説得力こそが、今も若者の心を掴んで話さない理由だなと感じる楽曲です。未視聴の方はぜひ、お試しあれ。
無敵バンド
無敵バンド…は、なんかこう、ワチャワチャしてたw まぁなんていうか、仲良さそうで和みました(笑)
LIVE後
帰宅を諦めて速やかにカラオケへ
LIVE後は速やかに駅に向かうも、入場規制がかかっている状況。ここで待ったとしても、終電に間に合うか厳しいんじゃないか…?という判断で、急遽カラオケコート・ダジュールに向かうKai姉妹。
ソフトドリンク飲み放題で乾いた喉を潤しつつ、朝まで元気にシャウトをして、帰路につきます。
V盤縛りのカラオケ大会
これはもう、バンギャの性で、ライブ後ってこう…ヴィジュアル系縛りで盛り上がりたくなるものなんですよね。入れる曲入れる曲、懐かしのヴィジュアル系のオンパレードですよ(笑)もちろんX、姉妹の青春Dir en grey、姉の大好きなGLAYに続き、Janne Da arc、シド、born、the Gazette、MUCC、Sadie、Raphael、LAREINE、Pierrot、メリー、バロック、ヴィドール、蜉蝣、黒夢、摩天楼オペラ、DELUHI、Acid black cherry…こんなもんだったかな…?
意外と覚えてるな!という感覚もありつつ…コレだけの曲を共有できているのって、なんだかんだ姉妹だからで(笑)明け方の眠気はちょっとヤバかったですが、非常に楽しい夜が過ごせました。
「ばーちゃん長生きしてくれてマジ感謝」見舞い
明け方の始発で実家に向かい、3-4時間の仮眠を取ってシャワーを浴びた後、若干フラフラしながらおばあちゃんの見舞いへ。既に寝たきりで、話すことも出来ない状態のおばあちゃんではありますが、目が開くとまだ多少は私を認識してくれている様子。彼女自身の寿命が「終わり」に近づいていることは感じ取れるものの、この穏やかな時間の中で眠るように幕を閉じられたら幸せだろうな、と思える状態なので、懸念はありません。むしろ、30歳になった孫の顔を見れるくらい長生きしてくれたことに感謝!
まとめ
そんなこんなで…おかげさまで
最高に楽しい30歳のバースデーを迎えることができました!!
幼少期は人生を賭けた…と言っても過言ではないくらいヴィジュアル系に傾倒し、彼らアーティストの精神性を深く継承して育ってきた私にとっては、今一度過去を振り返ってこの先を見つめる意味でも、非常に思い出深いイベントになりました。
また、誕生日メッセージをくれた方や、少しでもおめでと!と思ってくださった方、そしていつもこんな自由人のブログを読んでくださっている読者の皆さま…
みなさまに支えられて、私は人生を謳歌させていただいております。
どうもありがとうございますっ!!m(_ _)m
今後も家族や姪っ子&甥っ子、そして何よりも自分自身に恥じない「自分」でいるために、全力で毎日を楽しんでいきたいなと思っております!!まだまだ若輩者ですので、色々やらかすこともありましょうが、今後とも温かい目で応援して頂けますと幸いです(๑´ڡ`๑)
それじゃあ、せーのっ!!!
「WE ARE?」
あそび師Kai
*1:昔Xメンバーの頭はチクチクでした
*2:昔Xメンバーは特攻服を着ていたこともありました
*3:昔Xメンバーはデーモン小暮閣下のようなメイクの時代もありました
*4:このフェスの全面スポンサーは楽天
*5:「X」は「無限の可能性」を意味する言葉なのです。