2週間ほど前、少し自分を見失っていた時期に、LINEで姉に「私ってどんな人?」と聞いてみました。
曰く、「ラクな方へラクな方へ、楽しい方へ楽しい方へ。だけど堕落してない、珍しいタイプの自分大好き人間。」とのこと(笑)
褒められているのかけなされているのはよく分かりませんが、これが意外と面白くて、身の回りの友人や母にも「私ってどんな人?」という質問を投げかけて困らせてみました。
あそび師Kai
目次
頑張らなくてもできること
あなたは、どんなに自分が頑張っても足元にも及ばない、いわゆる「天才」と呼ばれる人と遭遇したことがありますか?
私はあります。特に、大学時代に勉学の実力の差を見せつけられて打ちひしがれました(笑)
それとは逆に、あなた自身がまったく努力をしていないのに(あるいはその自覚がないのに)、周りにやたらと褒められる…なんて現象に、覚えはないでしょうか?
やってみよう!
①「褒められたこと」を思い出そう!
私の場合、子供の頃から「歌がうまい」とか「努力家」と言われてきましたし、最近だと「子供と遊ぶのが上手」などもよく言われるようになりました。
あなた自身の体験に照らし合わせて、思い出してみて下さい。
② 分割して、思い出そう!
もし、思いつかないなぁという人は、例えば以下のようなことを試してみましょう。
「学校で」ほめられたとか、「職場で」「家庭で」ほめられた記憶など、シーンを限定して考えてみる。
かつて恋人や友人から「こんなところが好き」と言われたことを思い出してみる。
表彰された、などといった大きなものではなく「人からお礼を言われたこと」に焦点を当ててみる。
③ 人に聞いてみよう!
これらを試して、(なにも思いつかない!)(人生で褒められたことなんて一度もない!!)なんていう人も、不安にならなくて大丈夫。
単純に忘れてしまっているか、認識していないだけ!笑
勇気を出して、冒頭の「身近な人に聞いてみる」作戦を実行してみて下さい。
④ 自分の胸に、聞いてみよう。
それでもまだ「分からない」という方は、無意識のうちに能力を隠してしまっているのかもしれません。
人と異なる能力を持っていることが恥ずかしくて隠している。
そんな覚えはありませんか?
ギフトって?
さて、前置きが長くなりました。
上記で思い出してもらった、人から自然と評価されるもの。
これが、「頑張らなくてもできる才能」。
スピリチュアル界隈だと「ギフト」と呼ばれているものです。
ギフト(神様からの贈り物)だなんて、気の利いた名前ですね。
スピリチュアルトレーナーNonouniverseの言を借りれば、「世の中で成功する人は須く、ギフトを理解して、かけあわせてうまく活かしている」のだとか。
苦痛を楽しむのは、もうやめない?
日本社会に限らず、子どもたちは「大人になる」過程で様々なことを我慢し、諦め、手放し、時には嫌々引き受けるよう教育されます。
「嫌なことを嫌だと言って断るなんて大人げない…」
「こんなことを言ったらワガママだと思われるかもしれない…」
「周りと違うことをしたら変だと思われるかもしれない…」
お気づきですか?これらは全部「まだ起こってもいない」心配事です。
杞憂でアタマを悩ませる代わりに、自分の感情をもっとストレートに表現してみるのはどうでしょう?
不得意を「克服すること」と「認めること」
不得意なものを一生懸命克服するのも、モチロン立派なことです。
でも、不得意を解消するには「不得意なものを不得意だと認める」という方法もあるのだと覚えておいて下さい。
たとえば、不得意を公言すれば、それが得意な人に助けてもらえるかもしれません。
逆の立場を想像してみて下さい。
何かが苦手で苦手でしょうがない友人がいるとします。自分にとっては目を瞑ってでもできるような簡単な作業を、その友人は何時間もかけて奮闘している様子。
そんな時、もし友人が助けを求めてくれさえしたら、あなたはすぐにでも助けてあげるのではないでしょうか?
これは、持ちつ持たれつだから一生懸命「人助けをしろ」という主張ではありません。
ここでいう「助け」は、
150cmしかない人が、高い位置の物を取ろうと背伸びをしている。それをみた180cmの人が、ひょいっとそれを取って渡してあげる。
そのくらい、造作のないことです。
そのくらいの労力でできること。
それがギフトの活用です。
助けを求めること
もう少し、考えてみましょう。
あなたが助ける立場だとしたら。友人に「ちょっと手伝ってくれない?」「助けてくれない?」と言われれば、喜んで引き受けることでしょう。
でも、友人が助けを求めない場合はどうでしょうか?
そもそも、友人が困っていることに気づかないかもしれません。
「自分でやりたいのかな」なんて勘ぐってしまうこともありますね。
そうして後で困っていたことに気づいたら、「言ってくれれば、やったのに。」なんて、頼ってもらえなかったことに対して、少し寂しい気持ちになりませんか?
私がシェアハウスに住んで学んだのは「もっと気楽に人に頼っても良い」ということ。
そうすれば、人は自分のギフト(生まれ持った才能)に気付きます。ギフトを活用しあって、お互いを助け合うことができます。
声を大にして、助けを求めましょう。お互いに!(*’ー’*)
ギフトを活用しよう!
こんないい話っぽい記事を書いている時に言わなくても良いことなのかもしれませんが、私はどちらかという「自分至上主義者」です。
もちろん仲間や恋人、身近な人に対しては親身になれますが、生来福祉の精神に欠け、比較的「自分が良ければそれでいい」傾向にあると感じています。
そんな私ですら、どうも自分でも気づかないうちに善行を重ねているようなのです。
先程思いを馳せてみたように、ふとした時に人から感謝されることって、あるでしょう?
自分でも記憶に留めていないような小さなこと。当然だと思って行なった行動。あるいは、自分がやりたくてやった行動に対してまで、人が感謝の念を抱いてくれている時。
そんな時、私はきっとこの「ギフト」をフル活用しているのでしょう。
ギフト活用実例?
少し、書いていて恥ずかしくなる実例ですが。
① え。ブログ記事が…!?w
このブログ、私にとっては「素人が書き綴るとりとめのない生活記録」です。
でも、読んでくれている友人や後輩いわく「時に参考になり、時に救われる」とのこと。
おわかりですか。このブログ、見る人によっては救済効果があります(笑)
② え。派手髪が…!?ww
例えば、私がやりたくてやっている、派手髪。
久々に会う友人からいつも「Kaiがいつまで経ってもKaiであることに、なんかすごく安心する!」という評価をもらいます。
この派手髪、安心効果があります!(笑)
③ え。口の悪さが…!?www
友人から会社の愚痴を聞いている時のこと。
「なんっだよそのジジィ胸糞悪ぃな。今すぐハゲろ(#・∀・)」みたいな罵詈雑言を吐く私に、友人は呆然。のち、感動w
「ありがとう…!私のためにそんなことまで思ってくれて✦ なんか、スッキリした(*^_^*)」
まさかの、私の口の悪さが役立つ瞬間(笑)
ギフトのビジネス活用実例
① デザイン
実家が看板屋という環境もあって、物心着いた頃からIllustratorに親しむ日々。
もちろんデザイナーになるまでも、なった後も色々苦労はしましたが、「その他の嫌なこと」(間違えちゃいけないペーパーワークとか、契約業務とか)に比べれば全然余裕!
派手髪でいたい。自己責任の仕事がイイ!毎日違う仕事がイイ!
こんなバカ正直な欲望が、私をデザイナーにしました。
私がどんなデザイナーなのか、ご興味がある方はこちらから。
NITE and DAY.tokyo
② アイデア出し
火のないところに煙が立たないように、問題なきところにアイデア(問題解決策)は生まれません。
実は私、自分に正直に生きている分、そして社会的マイノリティーに属す性質を多々持っている関係で、比較的世の中に不満を持ちやすいのです。
ものごとの悪い側面に素早く気付きがちw そんな一見ネガティブな能力を活かして、アイデアメーカーをおこなっています。
ギフトを使って頑張らずに生きよう♪
なんだか最後にしょーーーもない実例をあげてしまいましたが、伝わりましたでしょうか?笑
まずは自分のギフトを知りましょう。
次に、それを大いに活用しましょう。
苦手なことも、嫌なことも飲み込んで、耐えて頑張るのは立派です。
でも、もしも今まで「頑張らずとも生きられる」ことに気づかなかったのだとしたら。
一度だけ、「頑張らずに生きる方法」を試してみませんか?
大丈夫。「合わないな」と思えばいつでも「頑張る」ことを選択しなおせます。
気に入れば、その先はずーーーっと、頑張らない生活でも良いのです。
It’s all up to you. 全てはアナタ次第!