REASON OF MYSELF

またの名を「自由への招待」

5年で6回転職した私がお届けする「無駄な転職を繰り返さない」ための注意事項

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遊び人クリエイタ―Kaiです。
だいぶ前の記事で、私が大学卒業後とにかく沢山の職場を転々としたことに少しだけ触れました。

かつてはブラック不動産会社の営業、シルバーアクセサリーショップ店員、スマートフォン販売などの仕事を経て、現在はクリエイター兼遊び人として生活しております。

若干釣り気味のタイトルになってしまって恐縮ですが、誤解のないように先にお伝えしておきましょう。

そもそも「デザイナーとして働く」という概念が職業選択肢としてすらなかった私が、直近までのお仕事「業務委託アートディレクター兼UIデザイナー」を経て、現在の自由気まま生活に辿り着くまで、6回の転職で済んだのはむしろ奇跡的な最短距離だったのではと考えています。

つまり今回は、過去から現在にたどり着くまでに、私が「どんな基準」「どんな視点」を持って転職をしていたのか…という点を成功例として大公開してみようと思っています✦

この記事について

趣旨:転職のためのポイントや注意事項を大公開!



略歴

大学を卒業後
・某投資用不動産会社で営業として勤務
・某シルバーアクセサリーショップで販売員として勤務
・某家電量販店で販売員として勤務
・某合宿免許斡旋会社でコールセンタースタッフ兼デザイナーとして勤務
株式会社ziba.tokyoでUIデザイナーとして勤務
株式会社tekunodo.でUIデザイナーとして勤務
株式会社KADOKAWAでアートディレクター兼UIデザイナーとして勤務

…なかなか壮観ですね。走馬灯のように思い出が駆け巡ります(笑)

今振り返ってみると、どの職場も私にとって非常にためになる体験でした。…良くも悪くも。

お察しの通り、名前を伏せた会社は私にとってネガティブな記憶のある会社、企業名を出している会社は私が大変お世話になったと感じている会社です。

細かい記述はしませんが、時代を遡るほど勤務期間が短く、後半になるにつれ勤務期間が伸びていることからも、私を取り巻く労働環境が改善されていっていることを実感できます。例えば、最初の不動産会社は3ヶ月で離職、最終職歴のKADOKAWAは26ヶ月…という具合です。

無駄な転職を繰り返さないために設けた3つのルール

前述の経歴の中で、かなり初期段階で設けた私なりのルールが3つありました。全ての人に効果的なものではないかもしれませんが、ご参考まで。

ルール1:半年後にこうなりたいと思う人がいない職場には、3ヶ月以上いない

このルールを設けたのは、投資用不動産会社で働いていた時。上司であるマネージャーは当時新卒であった私の何倍も給与をもらっていました。にも関わらず…。

部下の私の目から見て、そのマネージャーは少しも幸せそうに見えなかったんですね。

よく中間管理職について言われる、部下に嫌われ、上司に圧力をかけられる…そんなストレスフルな仕事を週5日、ヘタしたら土日も続けてその給与…たしかに高額だけど、私の中の天秤的に、割に合わないなと気付く瞬間があって。

あれ?なんか、全然うらやましくないぞと(笑)
じゃあ、誰かこの会社に、他に私が目指したい人っているかな?
誰もいない、と気づいた瞬間、この会社をやめることに決めました。

それ以来ずっと、このルールを貫いています。

もちろん、営業会社のケースですと、手練の営業陣があの手この手で新卒の離脱を防ごうと引き止めます。そんな時も先の気付きを拠り所に、心を強く持って臨んで下さい。目指す人もいない会社に長く留まるのは時間のムダです(と、私は思います)。

ルール2: 1年後も同じことをやっていそうな会社には、半年以上いない

このルールについては、今思うと少し「若かったな…w」と思わなくもありませんが(笑)生き急いでいた私は、当時1年間もずっと同じことをやっていたくなかったんですよね。

もちろん、このスパンは人によって異なるでしょう。
日本では「3年は我慢」文化が根強いですし、「8割まで高めるのは簡単、そこから極めるのが難しいのだ」説もありますし。

なので、1年後…3年後を考えて、それをやり続けることに苦痛を感じないのであれば全然いいと思います。
ただ、私にとっては1年後も3年後も同じことをするっていうのが無理だったというだけのお話。

考え抜いた結果「そうか、私はルーチンワークが向いていないんだな」ということに気づけたので、当時の私にとっては非常に重要な指標でした。

ルール3:『選り好み』しよう!

このあたりになってくると、共感を求められる人が少なくなってくる気がしますが…(笑)

私の場合「派手髪のまま仕事がしたい」が前提でデザイナーになった経緯があるので、派手髪はわりと譲れないポイントだったりするんですね。かつ、転職するからには過去の職のNG要素は全てクリアしていて、なんだったら給与も上がったほうがいい…。更に時短勤務OKがいい!なんてワガママを言っていると、間口はどんどん狭くなるわけです。

しかも、重要なのは
・派手髪でもいい
・副業しててもいい
・時短勤務してもいい

じゃなくて。「デザイナーさんなら派手髪の方がむしろ納得感ある!笑」とか、「副業してる人の方が、ビジネスをシビアに捉えていていい」とか、「残業しないで、むしろバンバン効率化して!」みたいな風に、世間一般のネガティブ要素を肯定的に捉えてくれる会社って本当に少ない。

私の場合、このポイントが「髪色」でしたが、人によってはそれが「拘束時間」だったり「髭」だったり「性的マイノリティ」であることだったりすると思います。

なんにせよ社会的マイノリティに属する人が陥りやすい思考なんでしょうね、この辺て。

でも。「選り好み」するからこそ、相手の会社からも「選り好まれる」し、やっと見つけたピッタリの会社に最大限貢献しようと思える。…そんな相思相愛が私は一番幸せだと思うんですよ。

苦労はしますが、無駄に転職をしたくなければ妥協せず、試す価値はあると思います!

それに、選り好みするには必然的に自分を高める必要があるわけで。
自分の仕事振りへの評価と、自分を貫くための自尊心を天秤にかけて、釣り合いが取れるように努力するのって楽しいんですよ。私的に(✿´ ꒳ ` )

「仕事は盗む」が大前提

さて。こんなワガママルールを設けている私ですが、実は実家の父は下町の看板屋で職人をしていて、昔から「仕事は教わるもんじゃない。見て盗め!」と言われて育っております。

そんなこんなで、入る会社入る会社で様々なものを見聞きし、業界の知識や知恵を「盗」んでまいりました

また、新卒の時期もデザイナーになってからも、元来自由を好む私としては将来は「会社に属さない生き方」へたどり着くことが大前提でしたので、どうすればその知識や知恵を自分の未来に活かせるか…なんてことを夢想してばかりいました。

そうやって業務に取り組んでいると、効率化に繋がる発想であったり、実務に活かせる知識に自ずと繋がってくるですよね。

無駄な転職を繰り返さないためにやっておくべき現状分析

ここまで読んでくださった読者の方、並びに日頃の私を知っている方はよくご存知だと思いますが、自分の欲求に忠実で堪え性のない私は、働いている職場で少しでも嫌な要素が出てくるとすぐ、「辞めたい」の文字がアタマをかすめます。

これだけ頻繁に転職をしているということは、さぞ考えなしに辞めたんだろうな…なんて思うでしょう?
それが実は、結構しっかり考えてから辞めてるんです。

………いや、ホントに!笑
ただ、めっちゃスピーディに考えてるだけで!

それじゃあどんな風に考えているのか?ということで。
私がある会社を「辞めよう」と思い立ってから取る行動は、概ね下記のような内容です。

現状分析1:現在の環境のメリット・デメリットを書き出そう!

現在自分が置かれている環境の「何が良くて何がダメなのか?

これを、gmailの下書きとかに書き出します。※ 絶対送信しちゃダメですよ!

意外とメリットが多いなと感じるかもしれませんし、あれ?全然メリットなくね?と思うかもしれません。

デメリットについては、何かを変えれば簡単に解決出来る問題なのか?それとも解決がほぼ不可能な内容なのかを考えてみましょう。解決が不可能なものであれば、とどまったところでただの我慢大会になることでしょう。

いずれにせよ、こうして書き出してみることで、人は状況を客観視できるものなのだと私は思っています。

加えて、どうなれば最高で、どうなると最低なのか?も考えましょう。
現状はそのうちのどこに位置しているのか?を考えるためのマップになります。

現状分析2:現在の状況に至った経緯を思い出そう!

自分が現在とんでもなく我慢ならない状況にいたとして「なぜそうなったのか?」を冷静に考えてみましょう。

これはある意味、自己弁護する自分と自己否定する自分とのせめぎあいになるため、なかなかしんどい作業ですが、未来の自分のためにもやっておくと良いでしょう。

とはいえ、自己否定をしてシュン(´・ω・`)としろとか、自己責任なんだから耐えろとか言うつもりは毛頭ありません。

例えば、これが何度目かの転職先で起こったと仮定した場合、「前回の転職理由」があって、それに次いで「転職先での目的」みたいなものがあるはずなんです。

どういう経緯で今に至って、「その目標は達成できたのか?」ですとか、その目標が達成できないとしたら「その理由はどこにあるのか?」を探っていくことが重要になります。

それ次第では、例えば「目標を達成してからやめよう」みたいな判断もありえますし「そもそも転職すりゃ環境が変わると思ってたけど、問題は業界全体の問題だった。次回は転職先の業界を変えよう。」みたいな判断になるかもしれません。

クールなアタマで状況分析しましょう。

現状分析3:対外的、対内的な理由を描こう!

色々な総合判断で辞めることを決意したら、「対外的、対内的な理由」を考えてみましょう。

世の中には「言わなくてもいいこと」というのがあります。人や会社を誹謗中傷するようなことは公には言わなくていいことですし、相手(たとえば会社の上司)に無関係な話も特にこういったシーンで公開する必要はありません。

個人的な判断で「こういうところが嫌だったな」という「感情的な部分」は、そっと心にしまっておきましょう。

対外的な理由というのは、どちらかというと「事実」の部分です。
例えば、「入社当初の目的が達成されたので」とか「ここでできなかった○○を次はどこかで試してみたいと思っている」とか、そういう理由での転職は比較的受け入れられやすいです。「条件面が合わない」というケースもありますね。

逆に、感情的な理由しか思い浮かばないうちは引き止められやすいですし、自分自身も揺らぎやすいように思います。更に転職の段階になってから苦労する(「前職の退職理由はなんですか?」)ことになると思われますので、このあたりはしっかりと分析してみるのが良いでしょう。

転職に伴う周囲の反応について

さて。転職を重ねることのリスクについても少し触れておきましょう。

周囲からの評価についての考え方

まず、これだけ転職を繰り返していると、当然周りからは「変なやつ」だと思われます。

また、親からの精神攻撃を受けます。回が浅いうちは「就職難」などのワードを引き合いに、年長者からのお小言や引き止めを受けますし、回を重ねると職歴を見ただけでNGを出す会社も現れてくるでしょう。時には顔も見たことのない相手から「この就職難の時代にすごい勇気ですね(笑)」みたいな誹謗中傷を受けることもあります。

が。あくまでもこれらは「その人のケース」を元に語られる言葉のひとつに過ぎません。

今回私が記述している事例もまさに同じで、紹介した上記の話はあくまでも私の場合の「1ケース」に過ぎないのです。

人様の言葉を鵜呑みにするな

人は自らの人生を、たったの一度しか生きられません。
異なる性別、年齢、顔貌、時代…をもって、人の意見は「参考」にはできますが、鵜呑みにすることはできないんですね。

ですから、私のケースを参考にしよう!と思ってくださる方にはどうか、「自分がどう考えるか」「自分がどう感じるか」という点によく向き合ってほしいなと思います。

一応フォローしておくと、動き出してしまえば意外と、転職回数が多い人同士で盛り上がったり、むしろ面白がってくれる人や後押ししてくれる人が現れるものです。

特に親からの精神攻撃は、時が解決します

蛇足:周囲からの引き止めで会社をやめられないあなたへ

さて。これだけ転職を繰り返している私にとってですら、会社を辞めるというのは気楽なことではありません。私の経験を振り返ると、ブラックな会社ほど手練手管で引き留めようとし、ホワイトな会社ほど(引き止めてはくれるものの)今後の動きを後押ししてくれる傾向にあるように思います。

ブラック or ホワイト?

また、ブラックな会社ほどネガティブな要素を理由に…つまりこちらの不安を煽って引き止める傾向にあり、ホワイトな会社はポジティブな要素を理由に引き止めてくれます。

ネガティブな要素というのは例えば
「今より良い環境があるとでも思っているのか?」
「新卒のあなたに売り込める要素があるのか?」
「ここで頑張れなければどこへ行っても一緒」
「履歴書にキズがつく」etc...

ポジティブな要素というのは
「来期でこんなプロジェクトが動こうとしているので、ぜひ参画して欲しい」
「あなたがいなくなると寂しい」
「待遇面で改善できるところを検討したい」etc...

といった感じに。このあたり、傍観者の立場になってみると少し面白いですねw

ポジティブな引き止めをしてくれる会社にいるあなたは幸せものです。
大いに悩んで下さい。そして、それでも辞めるのであれば、感謝と謝辞を伝えましょう。

前者の引き止めにあった場合、その会社は正直、あなたに対する敬意を欠いています。そんな自己肯定感が下がるだけの会社、私なら「さっさと辞めちゃえ!」と言うでしょう。

ブラックから逃れるための、マジックワード。

それでも…私も体験済みだからわかることなのですが、当事者(特に新卒で実績がないうち)というのは非常に不安に煽られやすいです。

そんな時には先にあげたルールと、分析を思い出してみて下さい。辞める意志は堅い!というあなたに、どんなネガティブな引き止めも黙らせるマジックワードを伝授します。

「そうかもしれません。でも、私はまだ経験が浅いのでそれが事実かどうかわからないんです。なので、試してみようと思います(*'ー'*)ノ

最後のひとことをにこやかに言えれば、ほぼこちらの勝ちです(笑)

Have a good LIFE (^_-)-☆

これだけ転職を繰り返した私は、そして、私の能力を認めていただき、素敵な言葉で引き止めていただいた過去を持つ私は、今後転職することがあっても、二度とブラックな会社を選び取ることはないでしょう。

(特にブラックな)会社はあなたの人生の責任を負ってはくれません。
ですから、どうぞあなたはあなたの考えで、素敵な人生を選び取ってくださいね。